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肌と炎症の関係

2025年07月02日 11:12

炎症がもたらす老化と、肌に与える静かなダメージ


肌の老化を考えるとき、「炎症」が大きなカギを握っていることがわかってきました。


2016年、慶應義塾大学医学部の研究チームが、日本に住む85歳から110歳の“スーパー高齢者”1554人を対象に調査を行いました。


その結果、平均的な高齢者とスーパー高齢者との間に、たった一つ大きな違いが見つかりました。


それは、体内の炎症レベルが極めて低いということ。

研究チームは、

体の炎症レベルを見ることで老化のスピードを予測できる」とし、

健康的に年を重ねるには、いかに炎症を抑えるかが非常に重要だ」と

結論づけています。


炎症は、

ケガやウイルス、異物などから体を守るための防御反応です


本来は私たちの身体にとって大切な働きですが、

問題なのは、静かに長く続く“慢性炎症”。


自覚症状がないまま、じわじわと細胞を傷つけ、老化を早めてしまうのです。


実はこの慢性炎症、肌にも深く関わっています。


化粧品による刺激

摩擦のある施術

強いクレンジング剤など、

日常的なスキンケアの中で肌は知らず知らずのうちに

小さなダメージを受けています。


これらのダメージが積み重なることで、

肌の内部で微細な炎症が起こり、

それが治らず慢性化すると、

ハリやうるおいを生む力が衰えたり、

シミやたるみの原因になったりするのです。


つまり、肌にとって炎症とは、年齢以上に老化を加速させる“見えない敵”。


一時的な刺激が繰り返されることで、肌の土台そのものが弱っていってしまいます。


だからこそ、肌に炎症を起こさない、刺激を与えないケアが大切なのです。


スキンケアや施術を選ぶときには、

与えるケア」よりも「守るケア」「鎮めるケア」へ。


肌を刺激から守り、炎症を防ぐことが、健康的で美しい肌を保つための最も重要なポイントなのです


それを踏まえていくと、エステティックでのフェイシャルケアはどうでしょうか?

ピーリングやレチノールの好転反応・・・

カッサやもみほぐしによる血管の圧迫・・・

疑問を持っているエステティシャンは新しい方法を取り入れてください。


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