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【コラム】選べば選ばれる

2025年02月02日 09:10

お客様を選ぶと、選ばれるようになる理由


「お客様を選ぶ」という考え方は、一見するとサロン経営においてリスクのある決断のように思えるかもしれません。

しかし、実際にはこの選択が、お店やサービスを特定のお客様に「選ばれる存在」へと成長させる鍵となります。


この考え方の本当の意味を理解し、自然に行動することで、多くの経営者が陥りがちな「誰にでも受け入れられようとして、結局誰にも選ばれない」という状況を回避することができるのです。

現代では、お客様はたくさんの選択肢に囲まれています。

そのため、ただ広く浅く「誰にでも喜ばれる」ようなサービスや商品を提供するのでは、他店との違いが分かりにくくなり、選びにくくなります。


お客様は選択肢が多いことで迷いが生じ、結果として何も選ばないという状況に陥りがちです。


このような環境では、すべてのお客様に対応しようとすることはむしろ不利に働きます。


多様なニーズを無理に満たそうとすれば、サービスや商品の軸がぼやけてしまい、結果的にお店としての個性が失われるからです。


たとえば、敏感肌に特化したエステサロンを考えてみましょう。


敏感肌の悩みを解決できるサロン」として明確なコンセプトを掲げることで、敏感肌に悩むお客様からの信頼を獲得できます。


一方で、「すべての肌タイプに対応します」というアプローチを取れば、かえって専門性が薄れてしまい、結果的に誰からも特別視されなくなる可能性が高いのです。


お客様を選ぶということは、実際には自分たちが「どんな価値を提供できるのか」を明確に定めて、それを最も必要としている特定のお客様にアピールすることを意味します。


その結果、サービスに共感し、価値を感じたお客様が自然と集まり、お店を選んでくれるようになります。


さらに、その満足したお客様が口コミや紹介を通じて新たなお客様を呼び込むという好循環が生まれるのです。


もちろん、最初は「お客様を絞ることで、集客が難しくなるのではないか」と不安を感じるかもしれません。


しかし、選択と集中の効果は必ず現れます。


大切なのは「すべての人を満足させること」を目指すのではなく、「特定の人にとってかけがえのない存在になること」を目指すことです。


「お客様を選ぶこと」は決して排他的な行いではなく、むしろ提供する価値を最大化し、お客様にとって魅力的な存在になるための最善の方法です


その結果、選ばれるお店へと成長し、長期的な成功を手に入れることができるでしょう。

最後まで読んでくれてありがとうございます。


追伸。

敏感肌に特化して学んだスキンセラピストは経験を積むことで、すべての肌タイプに対応できる本当のプロフェッショナルになります。しかも、これまでの普通のカリキュラムで行うよりも速いスピードで。


専門性の裏にあるのは「困っている目の前のお客様をなんとかしたい!」という強い思いがあるから。



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