【木曜クラス開催報告】糖化と炎症の関係 ― なぜ表皮からのケアが真皮を守るのか
2026年08月21日 11:03
■ 糖化とは何か
糖化は活性酸素と同様、細胞レベルで起こる現象です。細胞内のタンパク質と糖質が結びつくことで「AGEs(終末糖化産物)」というタンパク質の焦げつきのような物質が生まれます。糖質は代謝に不可欠な栄養素のため、単純に「控えれば防げる」ものではなく、食事全体の話とは切り分けて考える必要があります。
■ 糖化が起こる場所
糖化が主に進行するのは表皮ではなく真皮(結合組織)です。コラーゲン・エラスチンなどの線維は細胞ではないため自己回復力を持たず、AGEsが蓄積すると線維が硬化し、放置すれば進行し続けてしまいます。
■なぜ表皮からのケアが重要なのか
「真皮の問題だから真皮にアプローチ」と考えがちですが、炎症レス理論ではここに異を唱えます。肌表面への刺激で放出される炎症性サイトカイン(IL-1α、IL-6など)が真皮まで伝わり、コラーゲン分解と糖化を促進することが最新研究でわかっています。真皮の硬さの根本原因は表皮側の炎症にあり、バリア機能を整えることこそが柔らかな真皮を育てる近道なのです。
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